AIで企画作成を自動化!ウェビナー運営の新常識とは
今日は、「AIで企画作成を自動化、ウェビナー運営の新常識とは」というテーマで、プレスリリースも出させていただいているんですが、FanGrowthが大幅にアップデートいたしました。その内容のご紹介も含めて、お話ししていければと思っております。
今、利用いただいているお客様は、上場企業様からスタートアップ企業様までにお使いいただいていて、基本的にはBtoB向けのビジネスをやられて、かつ無形商材をお持ちの企業様には非常に相性がいいプロダクトになっていると思っております。
実際に弊社のFanGrowth事業もウェビナーで事業成長をしているのですが、ハウスリスト数に関しては、立ち上げた2022年5月には1,000件しかなかったのですが、今だと2万件超えてきていまして、これ実はウェビナーしかほとんどやっていません。広告に予算をほとんどかけていないので、ウェビナーだけでハウスリストを増やしてきていて、ウェビナーの集客数は現状だとだいたい300〜400件ぐらいを自社単独で集められるようになっています。
ただ、これまで頑張ってきたのはウェビナーを月に平均回数10回ぐらいやってきています。多い月だと10回ぐらい、少ない月だと4回ぐらい開催しているので、相当色々なところに登壇してきているかなと思っております。コンサル先のウェビナー企画の作成なども含めると、トータルでだいたい1,000件ぐらいは年間で企画をしているのと、年間集客数はだいたい2万名弱ぐらいです。ウェビナー参加者の満足度も4.1と、悪くない満足度のウェビナーをゴリゴリ回している、そんな集団だと思っていただけるといいかなと思っています。
事業立ち上げの経緯とグロース期に達するまでの道のり
立ち上げ期から現在までマーケ施策は何をしたか
まずウェビナーを今やる意味ってなんだっけっていうところを改めてお話ししていきたいと思います。
僕自身も色々な事業を今まで起こしてきました。この8年間ぐらいで8〜10プロダクトぐらいの事業責任者をやってきているんですけれども、2021年にエキサイト社に入社し、そこから新規事業を作り始めて、グロースさせるためにいろんなマーケ施策をやってきています。
当然、事業を作るときは人数も少ないですし、お金もないので、なるべく生産性の高いことをやりたいというふうに思っていて、本当に試行錯誤してきた感じです。
結論から言うと、その中でウェビナーが費用対効果含めて一番良かったという結論になるんですが、これまでの流れを簡単にご紹介したいなと思います。
グロース期に直面した課題と失敗した施策
事業を成長させていくときに、皆さんもそうだと思うのですが、やっぱり一回アウトバウンドコールやろうかなと。BDRですね、SDRではなくて、問い合わせのアウトバウンドじゃなくて、こちら側からお客様に「はじめまして!」ってお電話しようかなっていうときはありませんでしたでしょうか。僕はですね、やっぱり毎回あるんです。
事業を伸ばしたい、ターゲットも見えてきたとなったら、このターゲットリストに対してアプローチ企業リストを作って架電していくっていうのが一番アポを取るのには早いんじゃないかと思ってたんです。
けれど昨今は、特にリモートワークの普及というのもあって、我々はマーケター向けのソリューションなので、マーケターですとリモート比率が高いんですよね。あとは受付でfondeskとか、そのような受付ツールを使われている企業も多いので、昔と比べると実はそもそもテレアポって生産性がものすごく下がってきているなという印象があります。
どこの業界に対して攻めるかにもよるのですけど、弊社の場合だと情報通信業、SaaSサービスを持っているような会社さんなどマーケター向けだったので、皆さん本当にお電話が繋がらなくなってきていると感じています。
繋がらないけれども頑張ってアポを取ろうとすると、いわゆるBANTと呼ばれる「Budget(予算)」「Authority(決裁権)」「Needs(ニーズ・需要)」「Time frame(導入時期)」、この辺が埋まっていないまま、とりあえず確度が低くてもいいんでアポイントくださいという形のアポが増えてしまって、人数が多くない営業組織のフィールドセールスのリソースが、実はそんなにホットじゃない商談でどんどん埋まっていくということが、実は我々にも一時期起きました。
これはやばいなということで、次にFacebook広告をやりました。これは今でも一部やっていますが、これまで機械学習させてこなかったというのはあるんですけれども、最初はCPAも結構高くて、またコンバージョンしていただいたお客様のデータを見ると、我々の商材のターゲットじゃないというケースが多かったんです。
Facebook広告は予算をどんどん消化していくものの、コンバージョンから受注までを追っていくと、成果が出づらかったという結果が最初はありました。なので、アポが取れたとしても、商材に合うニーズが顕在化していない。要はアポイントのクライアント様側が「FanGrowthってそもそも何?」という状態だったり、「別にそんなにうちはウェビナー検討してないけど」という状態のまま商談になってしまって、受注につながらなかったというのが、スケールさせる手前ぐらいまでは実はありました。
前提として:グロース期に事業として持たなければいけないKGI
当時、僕と当時のマーケ担当と話をしていたのは、一回、刈り取り型の施策を本当にやめようと。Facebook広告で「ウェビナー施策をやるならFanGrowthですよ」という広告を出すとか、あとは初めましてで電話をするということは生産性がめちゃめちゃ悪いねということを話しまして、それでどこに施策を振ったかというと、ターゲットにFanGrowthという商材を認知してもらうということに振り切りました。
今日、参加いただいている皆様もどこかでFanGrowthを見たことがある方が多いと思います。さらに言うと、僕らのウェビナーにどこかで参加してくださったことがある方が多いんじゃないかなと思っています。実はまさにその効果を狙っていまして、僕らはターゲットである方々にFanGrowthって「こういうノウハウを持った」「こういう効果が出る」「費用対効果がこんな感じの」サービスですよということをとにかく宣伝しまくる。結果としてお客様のタイミングが来たときに思い出してもらうという施策に変えました。
ポイントとしては最初にターゲットにしっかり認知をしてもらうということに振り切る意思決定をしました。そこからターゲットリストをまず増やそうということで、1年で1万件までハウスリストを増やしました。どのように増やしたかというと、共催ウェビナーで増やしました。その中でも「そろそろうち確かにウェビナーやりたかったわ」とか、「実はちょっと成果出てないんだよね」っていう会社さんから、できる限り問い合わせから相談をいただけるような関係性を作ってきました。
ウェビナー施策に振り切った理由
なので、施策として何が一番大事だったかというと、最初にリード獲得に対する1件あたりのコストとリード獲得量に振り切り、施策はウェビナーを走らせ始めたということになります。
PDCAを回しながらハウスリスト1万件目標を達成
実際にそのタイミングで広告を1回やめました。テレアポもBDR(Business Development Representative)をやめようという意思決定をして、掛けられるリソースは1回ウェビナーに振り切ろうということでやり始めた感じです。
(資料は)ちょっと古いデータなんですけど、2022年6月からウェビナーを始めています。この時のハウスリストは1,200件ぐらいでした。そこから色々な会社さんに相談をさせていただきながら、共催ウェビナーを増やしていきました。結果として共催ウェビナーの回数を増やしていくと、弊社と相性のいい共催先が見つかって、その会社さんたちとボリューム2、ボリューム3のような感じで回数を増やしていきました。
また、FanGrowth主催で12社のお客様に登壇いただいて、カンファレンスもやり始めました。結果として、これらをどんどん安定して回数を重ねられるようになってきたというのが、PDCA回しながらハウスリスト1万件を達成するために実践してきたことになります。
エキサイトでのウェビナーの成果
さらにちょっと深掘りすると、さきほどの施策はマーケ担当が広告費もゼロで1人で回し、1ヶ月で大体2,000件弱のリードを獲得することができてきたということです。
ウェビナー施策に振り切った理由
結果として、ハウスリストが集まってきたということもあるんですけど、これ以外で何が良かったかというと、ウェビナーはだいぶ商談が取れる施策なんです。どのように商談を取ったかというと、まず共催ウェビナーなどで認知啓蒙をしてもらいました。その後、何度か弊社の共催を見ていただくと、「FanGrowth面白そうだ」と、興味・関心フェーズに引き上がってくださる会社さんが何社かあらわれます。引き上がってくれたタイミングで、インサイドセールスがウェビナーアンケートに回答に基づいて架電をします。そしてBANTを埋めていく。
このタイミングでインサイドセールスが架電をすると、アンケートにも答えていただいているので、既にFanGrowthという商材を知ってくださっていて、なおかつ興味・関心がある状態でアンケートに答えてくれているので、インサイドセールスがアプローチをかけても通電率が非常に高くなります。ここで参加をしていただいた後にトスアップをして、フィールドセールスが営業をかけていくというスキームを組んでいった結果、受注率が跳ね上がりました。
ただ、ここに至るまでに、やっぱり1年ぐらいウェビナー施策は回さなきゃいけなかった。これはデメリットかもしれないですね。なので、共催ウェビナーの数を増やし、次に興味・関心層に対するウェビナーを開催し、アンケート回答率を上げて、インサイドセールスが架電をして、バントを埋めた状態でフィールドセールスに渡す。これが結構大事になってきたという感じです。
その結果、商談数も上がってきたのと、ウェビナーに振り切ってよかったなと思っているのが、コンテンツの質と量のコントロールがしやすいというところでした。コンテンツの質が何かというと、例えば必要に応じて共催ウェビナーをやるか、事例ウェビナーをやるか、自社単体のウェビナーをやるか、みたいな種類が選べるようになります。
さらに誰向けにやるか、パネルセッションでやるか、一人で喋り尽くすのかと、ウェビナー形式も全て管理することができるので、目的に沿った企画を発信しやすいというのがウェビナーのいいところです。
あとは当然、量ですね。例えば1ヶ月に何件の新規リードを取りたい、あるいは何件商談を取りたいとなったときに、何回ウェビナーを開催すればいいかということが、他の施策に比べるとコントローラブルなんですね。KPIに応じてウェビナーの開催回数をコントロールすることで、量の担保もできることになったので、マーケティングのKPIが非常に達成しやすくなりました。なので、予測がしやすくなったというのが2つ目の大きなポイントかなと思っています。
エキサイトで成果が出た理由
成果が出た理由を大きくまとめると、3つに集約されるかと思っています。今日はここがメインテーマじゃないのでさらっといくんですけれども、1つ目は、顧客の状態に合わせてウェビナーの種類をしっかり定義しました。よほどニッチな市場ではない限り、ハウスリスト1万件までは共催ウェビナーを中心に回していくと、自然と認知度が上がっていきます。これを弊社はうまく使えたかなと思っているのが、まず1つ目のポイント。
2つ目のポイントは、ユーザーさんが見やすい環境を作ってあげるというのが大事で、例えば月に1回しか開催しないウェビナーですと、予定が合わなかったら、次は来月になってしまいます。なので、開催頻度を増やして受け皿を多く作れた、月4回以上を目安に開催できたというのが2つ目のポイント。
3つ目のポイントは、商材説明だけをしても、聞いていただいている方たちは飽きます。今日も例えばFanGrowthの話だけしても、多分、営業的な会話になってしまうと思います。できればここでしか聞けない話を盛り込んで、また見に来たいと思わせるということを、コンテンツとして企画していく。この3つで成果が出てきたかなと思っております。
成果が出るウェビナー運営を実施するために考えなければいけないことは?
ここまで我々自体が実際ウェビナーをどう活用してきたかというお話をさせていただきましたけれど、実際にいま我々と同じようにパワープレーでウェビナーに振り切ってできるかっていうと、できる方は多くないというふうに思っています。僕らはウェビナーを開催しまくってきたという過去と実績があるので出来るのですけど、明日からそれをいきなり始めるのは難しいと思うんですね。
ウェビナーの開催状況(n=2023)
これは実際にFanGrowthで取っているアンケートデータです。実際に今どれぐらいウェビナーをやってますかっていうと、2、3ヶ月に1回っていうのが4社ぐらい。月5回以上が189社。月2〜4回が459社。この辺もボリュームあるんのですが、今後開催しようと思っている、不定期、月1回以下が、1,000社ぐらいいらっしゃるので、すごく回数をやれてる会社さんとやれてない会社さんが二極化しているというのが、ウェビナーに関しては実態かなというふうに思っています。
ウェビナー施策へのお取り組みに関して(n=693)
さらにこちらのデータでは、施策としてウェビナーに注力してますかというと、昔と比べると注力してる会社さんが大きく増えてきました。注力しているけれども予算がないとか、リソースやノウハウがないという会社さんも100社ぐらいいらっしゃる。
ウェビナーの課題
なんでウェビナーをそんなに回せないかっていう理由を伺うと、このようなランキングになってます。やはり一番は集客ができないとか、企画が作れない、リソースが足りない。
この辺の問題がウェビナーにはついて回るかなと思っていて、僕らもコンサル中にマーケターの方と話すと、一回ウェビナーの企画を作って開催するまでに50時間ぐらい時間が掛かっているというご相談をいただくことが多いです。
ウェビナー専門の担当の方なんていらっしゃらないと思うので、色々な施策を回さなきゃいけない中で兼務しながらウェビナーに50時間も掛かったら、月1本回すのが精一杯だと思います。意外とリソースや企画、集客など、やらなきゃならないことが多いというのがウェビナーの大きな課題なんです。
ウェビナー開催までのタスクオペレーション
具体的にウェビナーのタスクオペレーションを一例で挙げてみました。ウェビナー施策ってマーケターの方から登竜門と呼ばれてるんですけど、まずは誰向けにウェビナーをするかという上流設計から入り、次に共催先を選び、そこから共催先と打ち合わせをして、企画を作って、クリエイティブを作って、集客をしなきゃいけない。MAを使ってメルマガを配信して、広告を打って、本番は今日のような感じでZoomの設定をして、その後、効果測定をして、コンテンツの二次利用をしなければいけない。
オペレーションで見られる課題
様々なタスクが発生しているというのが原因なので、実はほとんどの会社でこのウェビナータスクが俗人化しています。この人は頑張って回せるけれども、この人がいなくなったら回せないとか、そもそも繋がってる人や企業が少ない会社さんですと共催ウェビナーができないとか。実はオペレーションの段階でかなり複雑に組まれてしまってるというのが、ウェビナーを回していく上では、課題点になってくるわけなんです。
ウェビナーで成果が出ない理由
ウェビナーで成果が出ないとか、数をこなせない理由をまとめるとこの5つなんです。
この辺が基本課題なので、今回、FanGrowthのアップデートで何をしたかったかというと、課題を全部なるべく自動で解決をしたいというのがアップデートの大きな目的になっています。
FanGrowthで構築するウェビナーファネル構造
先ほどエキサイト社自体がどうやったかっていうことを少しお話したんですけど、そもそもウェビナーはファネル構造を作って企画を考えていく必要があります。FanGrowthの中でもこの管理ができるようになっていますが、目的に応じてウェビナーの種類は変わるようになるし、まずはハウスリストを取っていきたいというところでいくと、一番強いのは自社カンファレンスです。
これですと1,000〜2,000名規模で開催することができて、新規リードが集まってきます。ただいきなりカンファレンスをやるということは、12社共催とかでやらなければいけないので、共催先が見つからないと思うので、まずは複数社共催や2社共催から入っていただく企業様が非常に多いです。ここでハウスリストを強化していきつつ、ただ共催ウェビナーだと、どうしても自社の話をする時間が減ってきます。共通項の話をするので、上流のテーマになることが多いんですね。商談化率で見ると、実はそんなに高くないケースがあります。
共催ウェビナーで集めたお客様に対して、自社単独で事例のウェビナーをやったり、今日のような商材紹介のウェビナーをやったりして、商談獲得目的のウェビナーにしていく感じです。
こんなイメージで、我々もこの座組でやっているんですけれども、最初のハウスリストが少なかったときは、とにかく認知、興味・関心のカンファレンスや共催ウェビナーを頑張って企画してハウスリストを集めていき、一定のハウスリストが溜まった段階でお客様にご登壇をいただく事例のウェビナーをやって、あとは自社単独でお話をしていく自社ウェビナーを開催していくという形になっています。
FanGrowthで解決できる課題とは?
課題解決のためのウェビナープラットフォーム “FanGrowth”
FanGrowthというソリューションは大きく2つを組み合わせてご提供しています。1つが業務管理を行っていくプロダクトで、もう1つが伴走型のコンサルティングです。ですので、「ツール×人」の掛け合わせでウェビナーの支援をやらせていただいております。
冒頭でお話したように、リリースから2年で900社弱のお客様にご活用いただいているんですけれども、特徴は大きく2つあります。
POINT① FanGrowth AIによる最適な企画提案
1つ目が、今回のアップデートなんですけれども、AI。かなり精度の高いAIを入れていて、最適な企画のご提案を自動で行います。これは後ほどお見せします。
もう1つは企画提案以外で、イベントレポートの作成です。これもすべてAIで自動化しています。イベントレポートが何かというと、ウェビナーが終わった後、例えば今日お話ししているこの動画ファイルをFanGrowthにポンとアップロードしていただくと、勝手に6,000文字ぐらいにまとめてくれて、これをコピーしてウェブサイトに貼り付けるとイベントレポートになります。いわゆるブログコンテンツとかになっていて、二次利用ができるっていうのがポイントで、これらの面倒な作業をAIのサポートによって業務圧縮できます。
さらには、先ほどお見せしたような我々が過去に膨大な数のウェビナーをやってきているデータを学習させているので、ウェビナーに特化したアウトプットをAIがしてくれるというところがまず1つ目のポイントになっています。
POINT② アクティブな共催コミュニティを保有
2つ目が、今900社弱ぐらいまで伸びているんですけど、この900社にご登録いただいている共催ウェビナーコミュニティを運営しています。
これがだいぶ大きくて、共催ウェビナーをやりたい会社が900社も集まっているということなので、ここからマッチングしていただくことができるようになっています。人脈がなくても、過去にあまりウェビナーをやったことがなくても、この中から自社とターゲットが同じだなという会社を選んで、マッチングして共催ウェビナーを開催していただくことが可能になっています。
FanGrowthソリューションについて
実際ここからはデモをご覧いただければと思います。まず、流れからご紹介しようと思うのですが、皆さんがこれからウェビナーをやっていこう。さらに言うと、ハウスリストを増やさなきゃいけないよねとなって、共催ウェビナーをやろうとした場合の流れをお見せします。
コミュニティ機能:自社に合う共催先を自由に探せる
共催ウェビナーの場合は、まず共催先とマッチングした後に、1回打ち合わせを挟むんですけど、この打ち合わせで企画を確定させる必要があります。基本的にはお声掛けをした企業様が、企画を作っていただく必要があるんですけれども、企画作成は今度はこのウェビナー一覧っていうところから始めていきます。
ここでウェビナーを追加、共催ウェビナーというボタンを押していただくと、ここからAIが走り始めるのですが、AIで企画を作るっていうボタンがありますのでクリックします。僕らFanGrowthがウェビナー企画を作るときの作り方をやってみます。
皆さんいかがでしょうか。読んでいただいて、結構、精度高めだと思いませんか。僕はいろいろ触り倒してるんですけど、大体3年目のマーケターぐらいのアウトプットを返してくれます。
今、概要ができました。次が面白いんですけど、AIがウェビナーの構成案を勝手に作ってくれてます。この内容だったら何分と何のテーマで話してってやつです。このまま見ていきましょう。
こんな感じで、オープニングから大体1時間ぐらいだったら、こういう内容で喋ってねっていうのが出てきます。共催ウェビナーの打ち合わせも、このまま使っていただいて大丈夫だと思います。
今、5分ぐらいでタイトルと企画と構成ができました。これを共催先さんに事前に送付して、こんな内容でどうでしょうかっていうのを送っていただきたいので、PDFダウンロードします。そうすると企画書になります。これをそのまま送っていただければ、内容としてはOKという感じです。
施策管理機能:ウェビナー開催までのタスクを全て自動化
先ほど4月24日にウェビナーやろうというのを仮で日付を指定しました。4月24日にウェビナーやるんだったら、キックオフはいつしてねとか、素材はいつもらってねとか、プレスリリースはいつ出してね、メルマガをいつ送ってねみたいな、逆算したスケジュールも自動で全部出します。
出したものがどうなるかというと、カレンダーに登録されていてウェビナーのプロジェクト管理がFanGrowthの中で全部できるようになってます。弊社のマーケターは実際に使ってるのですが、開封率を確認したり、申し込み数を確認したりして、チェックを入れていくとウェビナータスクが進捗してきます。
アナリティクス機能:SFAと連携し、リアルタイムに成果を可視化
ウェビナーの開催が終わったら、今度はアナリティクス機能がSFAと連携できるようになっていて、Salesforceなどのキャンペーンから情報を引っ張ってこられるので、どのウェビナーがどれぐらい集客できてたのか、そこから商談がどれぐらい取れてたのか、みたいなことを自動で集計していきます。
集計したものをBI的にグラフに出していくので、例えば新規リードどれぐらい取れてるかとか、あとはターゲットリードがどれぐらい来てるかとか、その後、商談につながってるかとか、受注してるかみたいなところまでFanGrowthの中で自動収集した上でグラフ化できる機能をつけています。
ここまでで、共催先を見つけるところから企画を作成、それを企画書にして共催先に送付、ウェビナー開催後の成果を見るところまで、シームレスにプロジェクトで完結ができるようになっています。
あとはLPを作ったり、OGPを作ったり、画像を作ったりするのも大変だというお声もよくいただいてたので、FanGrowthの中に100種類ぐらいの画像テンプレートもすべて用意しています。今回はこのテンプレートで、画像とタイトルを入れたら、いわゆるウェビナー画像が自動で出来上がるような仕組みも入れています。
イベントレポート機能:ウェビナー終了後30分でイベントレポート自動作成
もう一個、面白い機能でいうと、さっきお話ししたウェビナーの二次利用のところですね。動画のデータをアップロードしていただくと、自動で文字起こしします。話者分離もできるので、例えば二人で話してたら、佐藤さんと田中さんのように自動的に認識して文字起こしをまとめます。
さらにインデックスにまとめてくれて、まとめた内容に問題なければ、詳細を指示すると、イベントレポート化します。これをそのままコピーしてウェブサイトに貼り、登壇資料を差し込んでいくと、イベントレポートができあがります。
当然、テキストの量は多いですし、ウェビナーで話す内容って事業内容に直結しているものが多いので、SEO的にも非常に効果的です。データをアップロードさえすれば、70点ぐらいのイベントレポートができますので、最後に少し手で編集すれば、二次利用までできるようになるのがFanGrowthです。
カンファレンス機能:自社カンファレンス開催のオペレーションを最適化
最近、カンファレンスもだいぶ流行っていて、カンファレンス管理も自動でできます。10社とか12社とかの共催で、タイムテーブルの作成やセッションを作ったりとか、あとは集客状況の確認、素材の管理などもすべてできるようになっているので、ずっと僕らがカンファレンスをスプレッドシートで管理していたのが本当に大変で、それを集約して作ったのがカンファレンス機能です。共催ウェビナーだけじゃなく、大規模イベントにも対応しているというのが、特徴になっていると思います。
ここまでのまとめでFanGrowthで何ができるかというと、基本は共催先選定から配信後の二次利用までを全部シームレスにつなぐというのが、FanGrowthだと思っていただけるといいかなと思います。
あとはコミュニティ機能ですね。コミュニティ機能から自社に合う共催先を自由に探せて、探した後は施策管理でAIを使って企画を作ったり、カレンダーに登録をしたり、クリエイティブもこの中で作ることができます。
さらにはSFAと連携して、リアルタイムにデータが反映されていったり、その後、イベントレポートの作成も自動化できるようになるツールです。使えそうなイメージ、湧きましたでしょうか。
なので、例えば自社である程度ウェビナー慣れしてるよとか、ただただ生産性上げていかなきゃいけないよねという企業様は今のプロダクトだけ使っていただければ、かなり業務効率は上がります。これはマジで上がります。
ぜひデモを触っていただきたいんですけど、これからウェビナーを強化したい企業様はできれば伴走型のコンサルをセットでご契約いただくようにしています。
これは先ほどのツールを使いながら、我々コンサルタントがターゲット選定から共催先を選んで、さらにマッチングの作業まで全部代行します。企画も僕らが作ったものを皆さんにご提示します。これを週に1回、定例ミーティングを毎週やって、ご一緒に追いかけながらKPIを達成まで持っていきます。
半年間コンサルをやるのですが、半年経つと、大体新規リードが2,000リードぐらいは取れます。コンサル頼んでいただいてもCPAも非常に安価に設定しているのと、ノウハウを全部お渡しするので社内のマーケターの方が当たり前のように月に4〜5回はウェビナー回せる状態を一緒に作っていきます。
改めて、このプロダクトで業務生産性を上げながら、上流のところだったり、BPO的にマッチングだったり、共催先選定はコンサルタントがやらせていただくのが、我々のサービス内容です。月額は50万円の半年間なので、300万円というのがバジェットになります。
ツールだけですと月10万円です。半年間で60万円というのが最低利用料なので、300万円で2,000リードとノウハウをお渡しするのがコンサル。10万円で業務工数を圧倒的に縮小するのがプロダクト。というふうに思っていただけるといいんじゃないかと思います。もしご興味のある方、触るとめっちゃ面白いので、触ってみてください。
本当にいいプロダクトができたなと思っています。ぜひ皆さんも楽しんでウェビナーを開催していただけるように少しでもお手伝いできればと思いますし、僕らこんなスタンスでやってますので、お気軽にお声掛けいただきたいなと思います。
登壇者プロフィール
エキサイト株式会社 執行役員 大熊 勇樹
デザイン会社、ベンチャー企業にて主に新規事業部門での役員経験を経て、2021年4月エキサイトに入社し、執行役員就任。入社後にSaaS/DX事業部を立ち上げ、2年で4プロダクトリリースを行う。事業責任者を兼務している【FanGrowth(ファングロース)】では、現在リリース1年で750社のマーケターコミュニティを構築し、組織拡大をしている。
イベント概要
日時:2023年11月29日 (水) 10時00分~14時30分
タイトル:AIで企画作成を自動化!ウェビナー運営の新常識とは