ウェビナー参加者に送るお礼メールの書き方とポイント 実例見せます!
ウェビナーで継続的に成果をあげるには、参加者へのフォローアップも欠かせません。
特に、ウェビナー終了後のお礼メールは、参加者との関係を深化させ、次のステップへとつなげる大切なコミュニケーション手段です。
しかし、いつ送るべきか、何を書くべきか、どこをどう工夫すべきか、おさえるべきポイントはいくつもあります。本記事では、ウェビナー参加者に送るお礼メールの書き方とポイントを具体的な例文とともに紹介します。
▼まずは案内メールの作成方法から知りたい方はこちらの記事をチェック!
ウェビナーお礼メールの重要性と目的
ウェビナーの目的は企業ごとに異なってきますが、主にリード獲得や商談化・成約のためのタッチポイントにするのが一般的です。
しかし、ウェビナー後に自らアクションを起こす参加者はほとんどいないのが現実です。そのため、ウェビナー中の反応が良かったとしても、フォローアップ体制が整っていなければ成果にはつながりません。
この問題を解決するための対策の一つが、お礼メールの送付です。
ウェビナー終了後に参加してくれたことへの感謝のメールを送ることで、参加者との関係を発展させるきっかけを作り、成果につなげやすくします。ウェビナーの内容を再確認してもらい、興味を持ってもらったテーマに対する関心を高めるためにも必要不可欠です。
つまり、ウェビナー後のお礼メールは単なる礼儀ではなく、戦略的な手法の一環なのです。そのためにも適切なタイミングと内容で送るようにしましょう。
効果的なお礼メールの送信タイミング
では、お礼メールの送信タイミングはいつが最適なのでしょうか。ここでは、ウェビナーのお礼メールの最適な送信タイミングを選ぶ際の具体的なポイントについて、詳しく解説していきます。
タイミングのポイント
お礼メールの送信は、タイミングが適切でなければ、参加者の興味を引くことができず、目的を果たすことが難しくなります。
- ウェビナー終了直後の迅速な送信
ウェビナーが終了した直後にお礼メールを送ることで、参加者の記憶が新鮮なうちに感謝の気持ちを伝え、印象を深化させます。遅くとも開催当日中、できれば終了後すぐに送信するが理想的です。いち早く送信するためにも、メール文面は型化しておくと良いでしょう。 - 内容への関心を引きつけるタイミング
ウェビナーの内容に関連する新しい情報や特典を提供するタイミングで送ることで、参加者の関心を引きつけ、次のアクションへと誘導します。 - 参加者の反応を見極めた個別対応
ウェビナーへの反応や参加者の属性に応じて、個別にタイミングを設定することも重要です。たとえば参加した人にはすぐに、申し込んだのに不参加だった人には少し時間を置いてからアーカイブ動画のリンクを送るなど、最適なタイミングを見極めます。
ウェビナーお礼メールの内容で工夫できること&例文
お礼メールの文面はどう工夫するべきでしょうか。まずは基本的な構成要素から、次に具体的な方法について解説します。
基本の構成要素
以下はお礼メールの基本的な要素です。
- あいさつ
メールの冒頭には、参加者への丁寧な挨拶を入れることが重要です。たとえば「ご視聴いただきありがとうございました」といった言葉が適切です。 - ウェビナーの要点の再確認
参加者にウェビナーでの主要な内容を再確認させることで、彼らの理解を深め、興味を持続させることができます。 - 次のアクションへの誘導
お礼メールは、次のステップへの誘導も果たします。次回ウェビナーへの招待などを提供できます。 - 個人的なタッチ
参加者に対して企業の人間性を示すために、個人的なメッセージや感想を加えることも効果的です。 - 連絡先情報
最後に、追加の質問やフィードバックに対応するための連絡先情報を提供します。
ウェビナーお礼メールの内容の工夫
ウェビナーのお礼メールは、参加者への感謝の気持ちを伝えるだけでなく、次のアクションへと誘導する重要なツールです。そのため、内容の工夫が求められます。以下、ウェビナーのお礼メールの内容を工夫するための具体的な方法について解説します。
- 個人名で送信する
企業名やサービス名だと、どうしても機械的に送っている印象を与えてしまいます。FanGrowthで検証した結果、お礼メールの送信者名は担当者の個人名で送ったほうが開封率が向上しました。メール本文でも冒頭に「エキサイト株式会社の●●です。」と個人名を入れています。 - フィードバックの募集
ウェビナーへのフィードバックを募ることで、参加者の意見を取り入れ、今後の改善に活かします。ウェビナー内でアンケートの告知を既に行っている場合は、「お済みでない方は〜」といった文面でリンクを入れ、念押ししましょう。 - 視覚的な要素の活用
画像や動画などの視覚的な要素を取り入れることで、印象に残るお礼メールを作成します。 - CTAの設置
お礼メールの最後には、次に何をすべきかを明確に示すCTA(コール・トゥ・アクション)を設置します。たとえば、関連するコンテンツへのリンクや、次回ウェビナーへの登録ボタンなどがあげられます。
お礼メールの例文
ウェビナーのお礼メールは、参加者への感謝を伝えるだけでなく、次のアクションへとつなげる重要なコミュニケーション手段です。以下、効果的なお礼メールのサンプル文を2つご紹介し、それぞれの特徴について解説します。
▼例文:シンプルなお礼メール
件名: 【ウェビナー参加ありがとうございました】今後のイベント情報をお届けします
〇〇様
先日のウェビナーにご参加いただき、誠にありがとうございました。
ウェビナーでのディスカッションが、〇〇様のビジネスに役立つ情報となったことを願っております。
次回のウェビナー情報はこちら ▶︎(リンク)
どうぞよろしくお願いいたします。
〇〇株式会社
連絡先:
この例文は、基本要素を押さえたシンプルな内容となっております。感謝の気持ちを伝えつつ、次回のウェビナーへの誘導も行っています。
▼実例:FanGrowthが実際に送っているお礼メール
件名:ウェビナーご参加のお礼とアンケートのお願い
ご担当者様
お世話になっております。
エキサイト株式会社の●●です。
本日は「ウェビナータイトル」をご視聴いただきありがとうございました。
アンケートをご回答いただいた方に本日の資料をお送りしますので、お済みでない方はぜひご回答ください。
弊社のFanGrowthでは伴走型のウェビナーコンサルティングとSaaSをセットでご提供しており、
生産性を上げながら、成果の出るウェビナーを実行できるようご支援させていただいております。
無料のウェビナー担当が集うコミュニティも運営しておりますので、
共催ウェビナーを開催されている方はぜひお申し込み(所要時間2分)ください。(リンク)
※ご参加いただけなかった方にもお送りしております。ご了承ください。
▼ 次回ウェビナーのご案内
(ウェビナーサムネイル画像)
ウェビナータイトル
日時:
(CTA「とりあえず予約する」)
引き続き、ご担当者様のご参考になるような情報発信をしてまいりますので、よろしくお願いいたします。
FanGrowthではHTMLメールを送信しています。アンケート回答依頼や無料のコミュニティへの案内リンクを設置し、クリックを計測しています。また、次回ウェビナーの案内にはウェビナーのサムネイル画像を添付し、気軽に参加しやすいような言葉を使ったCTAを設置しています(こちらもクリック計測)。
お礼メールの内容は、ウェビナーの目的や参加者の反応に応じて、適切にカスタマイズすることが重要です。上記例を参考に、自社なりの効果的なお礼メールを作成してみてください。
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